10月22日付電波新聞でバイオミクロンサークルが紹介されました。
10月22日付け電波新聞でバイオミクロンサークルが紹介されました。全文は以下のとおりです。
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アンデス電気 家庭用空気清浄機に参入 国内外で展開、拡販に手応え
新幹線や病院など業務用空気清浄機を製造・販売しているアンデス電機(青森県八戸市、安田年孝社長)が、家庭用空清の市場に参入。自社サイトによる通販に加え、先月からビックカメラでの販売を開始した。来月には中国で発売を予定するなど、国内外での展開を強化。年間1万台の販売を目指していく。
世界最高レベルの清浄能力
同社は1992年から業務用空清の販売を開始しており、これまで新幹線や娯楽施設、病院などで採用されてきた。今年7月には業務用で培った技術を生かし、家庭用空清「バイオミクロンサークル」(税別5万9800円)を自社サイトで発売。5万円以上の高級市場を狙った製品であるとともに、販路も絞り込んだ状況ながら既に400台以上を販売した。鳩慶浩第一営業部長は「発売当日から注文が入った。思っていた以上に反響があった」と手応えを語る。
バイオミクロンサークルの開発では独自性を持たせることにこだわった。デザインは懸賞金をかけて一般公募し、300ほどのデザイン案の中から360度吸い込む構造を採用。大口径ターボファンを新設計し、本体の単位体積当りで世界最高レベルの清浄能力を実現した。
特許出願中の独自の通風路を新設計して、室内の空気を強力に吸引し、吹き出す効率を高めている。伸ばすと10メートルにもなる集じん機能と脱臭性能を一体化させた360度サークルフィルタD(税別8千円)を搭載。0.3マイクロメートル以上の微粒子を99%以上除去するとともに、総合脱臭評価での除去率95%以上を10分で実現する高い脱臭性能も備える。フィルタは2年間交換不要にしている。販路は現在、自社サイトに加え、ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区)の店頭とビック通販サイトのみ。
流通マージンを抑え、高性能な製品ながらリーズナブルに提供できるように販路を絞り込んでいたが、ビック側からの熱心なアプローチで店舗を限定して販売することになった。ビック経由で日々注文が入る状況になっており、「展示店舗も増やしていきたい」と鳩部長は展望を話す。ただ、国内で生産しているため生産能力に限りがあり、今のところ他量販への販路拡大は検討していない。
同社は室内の空気環境を気にする30代から40代の子育て世代を主なターゲットに、バイオミクロンサークルを販売したい考えだ。来月の中国販売を皮切りに、東南アジア地域への展開も視野にあり、国内外で家庭用空清の拡大を進めていく。